それでは、2級管工事の勉強方法をお教えします。
まず、最短で合格するために受かるためだけの勉強だと割り切りましょう。
全範囲を参考書を使って覚えようとする必要はありません。はっきり言って無駄です。
もちろん知識は深まるとは思いますが、資格合格という目標を達成するだけなら過剰勉強です。
やることは1つだけ!
「過去問を周回する!」
これだけです。
□勉強方法
1.過去問集を買う(解説付きのもの)
2.なにも勉強せずまずどれか1年分問いて採点する。時間をかける必要はありません。直感とその時点の知識だけで解るものだけでいいので。
3.間違えた問題を解説見ながら正しい答えに訂正する。ここに一番時間をかけます。なぜこの選択肢が誤りなのかが自分の中で説明できるように解説を読みます。この際に、答え以外の選択肢は覚える必要はありません。
4.同じ年の問題を再び問く、恐らくは回答は覚えてしまっているはずなのですが問題ないです。
今度はただ回答するだけではなく問題文の誤ってる答えを正しい答えに直しながら解いていきましょう。
5.大体8割程度理解したら、次の年の問題を同じように解く。
6.2〜5の繰り返し。
これで余裕です。
私は3年分しかやらなかったので合計3周して大体10時間程度の勉強時間でした。
心配な方は5年分程やればもっと確実だと思います。
2級の場合は、2次試験の勉強も一緒にやるといいと思います。
作文に関しては正直なにも対策してないので、他の方の勉強方法を参考にして下さい。ある程度文章かければその場で問題読んで回答でも充分です。
□なぜ過去問周回が効率がいいのか
管工事はほとんどの問題が誤った選択肢を選べとなっています。
なので、ただ答えを暗記するのではなく選択肢のどこが間違いなのかを明確に答えられるようにする事が重要です。
ここが参考書を使った勉強と大きく異なります。
参考書に書かれている事は全てが正しい答えであり、そこに書かれている事を全て覚えなくては問題に対応できません。ただなんとなく意味を理解しているだけでは、似た選択肢が必ず出てくる実際の問題では、よほど記憶力が良い人でない限り解けないでしょう。
しかし過去問周回では、選択肢のどこが誤りなのかを繰り返し行う事によってその問題のパターンがわかります。
勉強した人ならわかると思いますが、問題文を読んだだけで誤った選択肢が頭に浮かびます。この段階までくれば合格は手にしたも同然です。
管工事の難易度ならこの勉強方法で問題なく突破できるはずです。
ご健闘をお祈りします。