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HSPとは?
みなさんは、HSPという言葉を聞いたことがあるだろうか?
HSP(Highly Sensitive Person)
とても敏感な人、という意味であるがこれは人類の20%の人が持っている特性らしい。
先天的な特性なので、幼少期の出来事や病気による症状によってこのHSPになるわけではない。
HSPであるからなんだというと、HSPは非常に生きづらい。
でもこのような性質があるということを知っておいて損はない。
特に自分が生きづらいと感じている方は、知っておくと気持ちが楽になり、自分を責めることがなくなるため是非詳しく調べてみてほしい。
HSPには未来を予測する能力がある
これはHSPの特徴の一つであるといわれている。
未来を予測する能力というと、大袈裟だが実際は何となくこうなることを予測することが出来る。
恐らく繊細であるがゆえに、さまざまな要因を自然と感じ取ることでこのようなことが出来るのだろう。
でも注意しなければいけないのが、結果が分かっても過程には気を使った方がいいということだ。
HSPでない人は、結果を自分で思い描きその結果にたどり着くように行動をする。
実に論理的である。
HSPに未来を予測する力があるとしても、それは実生活にあまり役に立たない場合が多い。
しいて言えば、危機回避能力が人より少し高くなることだろう。
感受性を封じてしまう人がいる
HSPの人は繊細であるがゆえに傷つきやすい。
少し人と関わることでいろんな感情をキャッチしてしまう。
ここで多くの人は、人の感情を察知することを辞めてしまう。
これが幼い頃に身についてしまった場合、苦労する。
HSPの特徴を持ちながら、非HSPの行動を真似しようとすると自分の感情に混乱が生じるはずだ。
自分のことがよくわからなくなってしまう。
さらに、人への気配りが欠如してしまう。
本来HSPならば、メールなどの文面を考えるのに非常に時間がかかってしまう。
そんなことを日常で続けていたら、仕事にならない。
そこで一時的に感情をストップしてメールの返信をしてしまう。
すると相手への配慮や気配りが欠けた文章となってしまうことが多い。
特にメールは相手の表情が見えない為、なおさらである。
自分が無感情であることが多くなってしまったHSPの方は少しその変に気を付けるべきである。
コミュ障とHSPの関係
コミュ障と言われると人と話すのが苦手であったり、友達がいないなどが思い浮かぶ。
しかしHSPは人の感情を察しやすい分、コミュニケーション能力は高い傾向にある。
これは1対1での会話などでは発揮されるのだが、大人数に対しては感情の分析が追い付かない場合自分が会話に入るタイミングがわからず無口になってしまう。
あとHSPの未来予測能力で会話の結末を予測してしまい、そもそも会話自体に興味がなくなってしまう場合もある。
またHSPは感情の起伏を作りたがらない。
人によっては無感情に見えてしまうので、こいつ面白くないと思われてしまうことがあるかもしれません。
HSPは人の本質を見抜くことが出来る。
相手の性格や性質が分かっているので、相手の言っていることが本心かどうかがわかってしまい人と関わるだけでかなりのストレスを感じてしまう。
そのストレスから身を守るためには、人との関りを極力減らすという方向にシフトしていくのはしかたない。
ゆえにコミュ障と同じ境遇に立ちやすい。
自分を無理に変えようとしなくていい
HSPであることがわかってもなお自分を変えたいと思う人に言いたい。
自分を変えるのはそんなに簡単なことじゃない。
無理に自分をだますことはストレスになってしまう。
ストレスとは体にさまざまな変化をもたらしてしまうので出来るだけストレスはためない方がいい。
これはHSPに限ったことではないが。
HSPは通常状態でかなりのストレスを抱えてしまう為、その上に新たなストレスを抱えるのは危険すぎるということだ。
あなたがあなたの思うままに生きていくことが一番体にも心にも優しい。
ゆっくりと自分の理想がなんなのかを考えて、それに必要であることを限定しましょう。
あなたの人生はあなたのものです。
人から言われたことを全て真に受けて直そうとしても、それはあなたが望むあなたではなくなってしまうのです。
他人にあなたを変える権利は全くありません。
あなたが自分で変わった方がいいと思えるようになるまで悩む必要はないです。