久しぶりの投稿となりました。
前の記事の日付が2020年9月10日
思えばこの頃は新型コロナウイルスにより働き方が大きく変わっていった頃でした。
苦手だった飲み会は自粛という名の下にほぼ皆無になり仕事も会社へ出社することなく自宅で仕事することも多くなりました。
不謹慎かもしれないですが、こっちのほうが働きやすいと感じた人も多くいるのではないのでしょうか。
そういう私もそのうちの一人です。
そんな中で、この頃は仕事についても考えさせられるきっかけでもありました。
4月の面談時から上司と話し合い2021年1月から新しい部署での仕事が始まりました。
この部署は会社の中でも最も忙しいとされている部署で、誰もがそこの部署に行くくらいなら転職すると口を揃えて言う程の場所でした。
だけどそこをあえて希望したのは自分の意志です。
なぜそこを希望したかというと、一つは自分がどこまでやれるのか試してみたいと思ったからです。
HSPという性質に気付いてから、自分に自信が持てるようになりそんな自分が第一線の舞台でどこまでやれるのかが気になるようになりました。
結果的に言うと全然やれました(^^)
ありがたいことに新しい部署では、いろいろな仕事をやらせてもらえてそこで新しい人間関係も多く作ることができました。
無理もたくさんして、辛いと思うときももちろんありましたが頼れる上司や同僚のおかげで乗り越えることができたと思っています。
そこで学んだことの一つに、これまでは第一線の部署で働く人はみんな個々の能力が高くて知識もすごいと思い込んでいたのですがそれは少し違っていました。
・わからないことは関係者と納得のいくまで打ち合わせを行う
・全員が共通の認識を持って仕事を進める
・リスクを取る覚悟をする
これらを徹底して突き詰めて仕事をしているだけでした。
といってもこれがなかなか難しいのですが、経験と知識は当然社歴に比例していくものですがこれをとことん突き詰めていくことで伸び率は大きく変わってくると感じました。
わからないことを本質的に理解することで、その時は時間がかかるかもしれないのですが以降同じような事柄でその時の考え方や組み立て方が活かせるようになります。
そして本質を理解することでその時にとれるリスクの見極めも身に付いていきます。
もちろん100点の仕事をすることは素晴らしいのですが、コストと照らし合わせた場合その時々で100点のラインは変わってくる為、コスト次第では何かを切り捨てなければいけない場面が出てきます。
本来切り捨ててはいけないものを切り捨ててしまった場合、後々何か起きたときに修正や最悪の場合やり直しとなってしまい大きな損失を出してしまうのです。
言葉では理解できてもこれを実践しようと思うと時間との闘いになります。
経験がないほどわからないことが多くなり、それに費やす時間が増えてしまうという悪循環に陥りパフォーマンスが悪くなります。
その場合は、何か1つに焦点をあてて他の仕事については誰かに依頼するか上司に相談する、それでもどうにもならないならば60点の仕事をする。
そうして出来ることを増やしていけば自ずと余裕時間が増えていきます。
昔上司が、
「若い時は寝る時間を削ってでも仕事しろ」
「年を取ると徹夜できなくなる」
と言っていました。
その時は、時代に合わないことを言ってくる老害としか思わなかったのですが彼はその時の経験があるからこそ今の能力があるのだと思うと、
年を取ると徹夜できなくなるのではなく、徹夜する必要がなくなるという意味に勝手に変換してしまう自分も老害に近付いているのでしょう。
この4年間意識して仕事をすることで、確かにどんな仕事が来ても対応できる自信が付いてきました。
それは本質を理解することに時間を惜しまなかったことで、新しいプロジェクトでも本質の見極め、押さえるべきポイントを判断する能力が高まってきたことが要因だと思っています。
自分の思っていることをこうして言葉に残すことで後で見返したときに、気付かされることもあると思いこの文章を書いています。
4年前の記事を見返して思うこともありました。
気付き⇒実践⇒修正⇒定着
これの繰り返しです。
以上、駄文失礼しました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。